今年も残りわずかだ。楽しいことも、辛いことも、流れるように消える、年越しに僕はホッとしている。とはいえ明日元旦、僕は仕事だ。24時間勤務だ…でもいいや、お正月シンドロームの中に身を置いてしまうよりは。きっとそうさ…

今年一年を現す、僕の漢字一文字は「沼」だ。とくにこの半年は濁り沼にハマりこんだままだったな〜ああ、でも一人酒飲みながら、部屋にいると全て過ぎ去りし日々のように思える。あんなに四苦八苦していた毎日だったのに…正月までは全てフリーズしようか。

長い長い1週間だった…年の瀬の安堵感もないままに、ひたすら謝り続けた日々。胃の中に直接熱湯を注ぎこまれているような、そんな日々だった。この1週間で失ったもの、それは人からの信用だ。回復するには長く重い時間を要しそうだ。それを思うだけで…苦しく…

…またしてもクレーム案件が目の前にある。電気使用量を誤請求によるもので、客へ8万多く請求していた。事務員にきちんとした指示をしていなかった為で、今回の1件は私に非がある。 あわああ、明日の今頃は客先からの怒号まみれで、また酒に逃げているんだろ…

年納めは例年通り忙しいのだが、なんか今年はずっと毎月、仕事に追われていて年終わりの余韻を感じることができずにいる。一日一日を終わらせること、帰りに駅のホームで、チューハイ飲む時間だけの安堵をただ繰り返しているだけだ…

最近は文章を書かなくなってしまった。日々の中で自分だけの時間がなくなってしまい、自らを省みる、そんな間が今はない。 海に浮かぶ小舟のように、ただ漂うだけの日々が続く。漂う小舟に身を置いて、沈みゆくのを待とうか。