2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

場面毎の夏

七月…夏の始まりと終わりを感じている。できるだけ夏を楽しみたいと思うのは、年を重ねても変わらない。アイスキャンディーを咥えたり、寝ぼけ眼で聞くラジオ体操の音楽だったり、ベランダに咲く向日葵だったり… その一場面毎が、僕の今年の夏なんだと思う。

雑念の日々

忙しいって訳じゃないけど雑用に追われて雑念に苛まれている。昼は夏の暑さで夜は酒の深酔いでまともにまともな事を考えられない。頭の中が縞模様だ!

テレビつけると

同棲相手と暗い気持ちで話し合いをしていた。悪いのは僕なのだけど、蒸し暑さのせいで、自らの非を認められない。気まずい沈黙の中、ふとテレビをつけると、友人が出ていた。僕ら二人を結びつけた友人だった。何か笑ってしまった。

祭り囃子に誘われて

仕事終わり、新橋のお祭りへ行ってきた。いつもは仕事で良くいく街なのだが、夜の祭り、新橋はとても華やいでいてテンションは上がった。祭り囃子に誘われて、参加した盆踊りで酔いがまずい方向へと行き…それはまた別のおはなしだ。

旧友に会う

年に何度か、会う友人とは、秋葉原でよく会っている気がする。酒も飲まぬ彼は、同じ年の数少ない友人だ。僕も彼も人生のグラフは横ばい傾向だが、時々重なり合う点があって、ホッとさせるポイントなんだと思う。秋葉原の街は、年を重ねるごとに、ビル群の景…

風鈴の音

先日、川崎サンバのついでに、風鈴市で買った風鈴をさっそく窓際に飾ってみた。風の強い夜は、チャイムのように連続して鳴り続けてお隣さんに怒られそうだけど、夏の夜の楽しみになれば良いけどな。 何だかとても疲れている。少し休みたい。

サンバの一行

今日は川崎大師へ友人と出かけた。お目当ては、風鈴祭りではなく、近くの商店街のサンバ祭りだった…サンバの一行はとても華やかで、一瞬、街に華吹雪が舞うような雰囲気になる。しかしまぁサンバ嬢目当てのカメラ小僧は一体何なんだ!確かに刺激的ではあるが…

陽水の世界

急遽、暇が出来たので、実家へ帰った。両親は少しずつ、年老いていて、井上陽水の『人生が二度あれば』の世界のようだった。部屋の電球が切れたということで、球替えをしていたところ、箪笥の片隅に僕ら家族の昔の写真立てが埃をかぶっていた。 今僕になにが…

浅草の夜

今日夜は浅草へ出かけた。少しじっとりとした雨の夜だった。浅草寺へは行かず、スタンプラリーに参加し、いろいろな飲食店巡りをした。普段中々入りにくいような、地元の店はどれも素敵で、素敵な時間を過ごせた。

おるタオル

明け方の街は、じっとりしていたが、雨は降っていなかったので、傘持たず仕事へ向かった。が案の定、強い雨に打たれた。10時待ち合わせの客先ではずぶ濡れの僕に優しくタオルを渡してくれた。今日はそれだけで十分だった。

湿気のある町

昨日僕が声を荒げてしまったせいか、今日同行してくれた人は少し気を使ってくれた。なんだか申し訳ないが、とても優しい人だと思った。 しぶとく滞在している台風は、シャワーのような雨と強い湿気を町にもたらして、自らの心の動きに少し似ているような気が…

平和の為

今年の靖国神社のみたま祭りは、露店が禁止されたこともあり、少し閑散としていた。でもこのくらいの人の多さがちょうどいいな… 平和を祈る為には静かにしていた方がよいと思う。昨今、国会では安保法案が衆議院で可決しそうだ。僕はどちらかというと、左寄…

静かな夕暮れに

ここ数日の爆裂な暑さにはさすがに堪えている…ただベランダにあるプランターの向日葵が誇らしげに花を咲かせてくれた。僕も嬉しいよ! 今日は些細な事で会社で喧嘩をしてしまった。僕の怒りの花も咲いてしまった…夕暮れはとても静かな景色なのだけど。みんな…

あつさのせい

意味のない今日一日だったな…あつさのせいで記憶ももうろうとしている。 夜、ふと立ち寄ったカレー屋は夫婦で経営している小さな店だった。味はとても良かったが、夫婦仲が少し心配になって、喉元でカレーの辛さを強く感じてしまった…

夏の景色

急に暑くなったもんだな…今日の仕事は海岸沿いの工場での作業。殺風景な湾外地帯は人気もなく、サイクリングしている人が颯爽と駆け抜けるのがとても夏らしかった。 仕事終わり、ふらっと後楽園の場外へ行ってみたが、何もせずに帰ったのは、とても偉かった…

神宮夏の夜

今日は前の会社の同期らと神宮で野球を見てきた。夜が近づくにつれ、風が通り抜けてとても心地よい。試合はDena打線の寒さだけが残る試合だったが…

たぶん良い夜

今日夜は会社の気兼ねない人たちと、深酒をした。7時くらいから12時くらいまで、何の話をしてのだろう?全く記憶がない。それでもなお、楽しいという感覚だけ残っているから、たぶん良い夜だったのだ。

絵のない絵本

まるで今日はそんな一日。出来事は文字で記することができたとしても絵の浮かばない一日であった。家に帰り、作った青椒肉絲は冴えない一日を象徴する、冴えない味だった。

七夕の一日

街中で笹と短冊を見つけたなら、僕は何を願って書くのだろう…曇りのち小雨。僕は何も願いがない。それは幸せなことではない、と思う。 でもどうか安穏無事の日々を。

堅いよ

今日の僕はとても平和だった。7月雨の一日。家で食べた回鍋肉のキャベツがとても堅かった事だけ記しておこう。

一日の結論

寝て起きて寝て…繰り返していたらサザエさんを見逃してしまった。遠くでサンバのリズムが聞こえてくるのは夢かと思いきや、近くの商店街で七夕祭りを行っていたからだった。同居人は寝て起きないので、一人サンバのリズムのなる方へ向かった。静かな雨が降る…

夜の街池袋

夜の街池袋はとても卑猥だ。その中に身を置くと、自らが沈んでいくのが良く分かる。雨の夜池袋、冷たく身に降り注ぐ。

夜の暖かさ

今日は3月末で辞めた上司と久々に会い夜を共にした。大衆居酒屋は、金曜夜ということもあり、とても賑やかだ。電球のオレンジ色が、その夜の暖かさを現しているように思えた。 その上司とはもう5年くらい前からの付き合いになる。本当に良くしてもらったし、…

相思相愛

夜、五反田の銀だこで上司と立ち飲みをする。タコとハイボールの相性について、誰が調べたのだろう。相思相愛だ。 夜の喧騒の中、互いの声は良く聞き取れなかったが、頷き合うことで、理解し合ったような気がした夜だった。

雨の朝

雨の朝、品川駅は改札を出ると、高層ビル群に向けてたくさんの人々が一方に歩き向かっている。作業着姿のこの僕もその方向の先にあるバス停を目指し歩き続けた。何人くらいいるのだろう、千人はいるなと思う。誰も知らない人たちだ。どこかで会った人もこの…