休日の雨

冷たい雨が休日の一日を過去の時間へと誘う。

ずっと、何も書かずにいたのは、何もなかったからではなく、

ただただ、無感情になっていたからかと思う。

心無い笑いと底なしな不安だけの毎日だった。

 

僕はいつからこんなに不安なのだろう。

不安だけが何かの原動力になっている気さえしている。

おじさんなりの処世術なのかもしれない。

 

今日は静かな一日だ。

 

前職の最後の3年間は常駐現場の責任者を行っていた。

時間も定められていて、何もなければ何もない一日が続くのだが、

ちょっとしたバグみたいなことが起きると、皆で右往左往し、

小さな出来事が、大きく広がるようなことも多くあった。

人間関係も歪であった。

僕がいないところでのいじめやパワハラがあったし、

小さな職場で働く人の好き嫌いとかに苛まれていたが、

元来の八方美人さで、根本的な解決を試みようとは思わなかった。

とにかく定めれた日々を重ねて年を重ねて、

本社へ戻ることだけを考えていたように、今は思う。

でも気づけば戻る場所も無くなっていた。

目的もない日々が続く中で、ふと辞めてしまったなと思う。

 

よく考えれば、それでよかった気もするし、

どうなんだろうな。

 

今日は静かに過ごそう。。

 

あれからこれから

2024年の冬。最後にブログを書いてからもう6年近くもたってしまった…

気づけば今年で46となる。

六年、僕は何も記すことができなかった。

得たものと失ったもの、どちらかというと失ったものの影を負うことが多い。

 

2019年に結婚をし今年で5年目となる。

奥さんはとても気のいいの良い人で、古い小さな家で一緒に暮らしている。

最初は子孫を残すよう努力したが、僕にその力はなかった。

 

2018年に九年付き合い同棲し、別れた前の彼女のことはもう思い出せずにはいるが、

どこかで暮らしているのだろうか。

別れてすぐ結婚してしまい、心の片隅には未だに痛みが燻っていて、

その心には蓋をしているような気がしている。

その蓋を開けると、すがるように助けを求めている姿が、

幻影のように見え、辛くなるから日々で塗りつぶしている。

 

2020年春、コロナ下の中、会社から異動となり、常駐現場の管理を任されることになった。

今思うと目の前にあった昇進を餌にされた左遷だったのかもしれない。

それでも管理職なので期待もあったのかもしれない。

三年間、常駐現場ではかけがえのない経験をさせてもらったが、

どこかで壁にぶつかってしまった。

 

2023年の冬、ちょうど去年の今頃、飛び降りるように会社を辞めてしまった。

一緒に長く働いてきた同僚とも突如の別れだった。

同じ車線を一緒に走ってきたのに僕だけ右折してしまった。

十七年間働いたのでそれなりの引き止めもあったし異動の話もあったが、

僕の小さなプライドが耳を塞いでいたのだと思う。

 

そして今、違う会社で働きだしてまもなく一年となる。

仕事も同僚も割と恵まれているが、やはり馴染めずにはいる。

木の年輪のようなものが消えてしまった今はどこか不安である。

 

この六年で僕はいろんなものを失い、そして得ている。

今僕はその環境に身を置きつつ、失ったしまったものの影を帯びながら、

日々を暮らしている。

 

 

 

忘年会

今日は前の開所の同期と我が家で鍋。

同棲をする前は、毎年恒例のイベントであった。

昼間から鍋を囲み、酒を飲み続けていると、

やはり酔いは回る。

気が付くと部屋は暗く、

布団に入ってしまった僕は一人きり。

皆知らぬ間に帰ってしまったようだった。

そんな年の瀬の一日。

一日の終わりに

今日仕事はそこそこ忙しく、

事務所帰ればとても、うざく…

そそくさと家へ帰り、腐りかけたニンニクで

ガーリックライス作って食べた。

食費を浮かすことで、得したと思うのは、

果たして正解なんだろうか?

最近、よくわからんよ。