虚言

ご飯が食べられないほど落ち込んで、外へ出る事ですら億劫に感じ、

人と話す事が空しいと感じてもなお、僕は自分の進路を変えようとはしない。

「しない」のではなく、「できない」のだ。


僕自身は過去に捉われてはいないと、思っているけど

存在そのものが過去から成り立っているので、

どんなに繕ってもボロが出てしまう。


でも僕は過去よりこれからを大事にしたいと思っている。

これからを大事にするという事は、どういうことなんだろう?

それはその一日を大事にする事、そしてそれを積み重ねていく事。


そんな事書いている僕の今日一日は、

携帯の画面の中、トランプゲームの中だけにいた。