性の解放区

街は休みの雰囲気が漂っている。

僕は休日に働くことは苦ではない、と今まで思っていた。

が、今日はなんとなくむかついてしまった。

街中を闊歩する若者たち、僕は彼らが嫌いだ。

僕の会社は、街の繁華街にある。

否が応でも彼らを目にしなければならない。

特にむかつくのが、派手な格好をした女子たちだ。

昨今の女性は割と露出の激しい服を着ている。

以前なら、目の保養として捉えていたが、今は違う。

存在そのものが腹立たしい。

なぜ腹が立つのか、それは性というものを自己主張している、

その自由さ、開放感が抑圧されている僕を苛立せるのだ!



死んじゃえばいい…こんな文を書いているこの俺が。