淀んだ部屋へ

昨日までの連休、久々に実家に戻っていた。

お金もなく天気も悪かったので、古い雑誌を読んだりラジオを聴いたりして過ごした。

生まれてから過ごしてきた僕の部屋は淀んでいた。


そこで過ごす時間のほうが、今こうして社会で生活する時間より、

ずっとリアリティーがあるような気がした。

そして僕は無意識のうちに、この部屋を戻る場所と考えているのでないかと思う。

でも、戻る場所はあっても、そこに戻る僕はもう30近い。

もうそこへは居られない…どこに居たらいいんだろう、僕は。

どうしたらいいんだろうな