今日も定時であがる、そのはずだった。

しかし、帰りの電車の中、携帯が鳴る。

会社からの呼び出しであった。


僕は今日、致命的なミスを犯してしまった。

よりによって、厄介なお客に対して…


急いで会社へ戻り、お客さんの所へ向かう事になった。

別に悲しいわけでも怖いわけでもなかったが、

目から涙が出てきた…


そしてすべて終わった今でも、心に影が差している。