厄介者との一日

今日一日は、ベテラン社員の人と一緒に外回りをした。

その人はかなり評判が悪く、今までもいろんな部署をたらいまわしにされたり、

部下になった人がストレスで100円ハゲが出きる程に

精神的に追い込まれる状態になるような人だ。

一言で言えば、「厄介者」だ。

僕は今まで仕事での接点がなく、あまり喋った事がなかったが、

数々の悪評から、何となく疎ましく思えていた。

そして今日を迎える事がとても憂鬱に思えていた。


だが、今日一日いっしょにいて、特に悪い印象を感じなかった。

確かに一言一言に癖はあるが、仕事はとても丁寧だし、

経験からの知識はとても参考になった。


うちの部署は陰口が激しい。

人のことを悪く言うことが普通にある。

僕はそれを鵜呑みにしてきたけど、

どんな人でもいい面はあるし、それを見ないで、

悪いとこだけ見てしまうのは、とても損なことだ。

流されやすい僕が言うのもなんだが、そう思った。