訃報

昼間、母親からメールが届く。

飼っていた金魚が死んでしまったらしい…

その金魚は、僕が前の会社を辞め、

無職の寂しさを紛らわすために飼い始めたものだ。

約2年半だ。

僕がニートの時、そして働き始めた時、

ずっと泳ぎ続けていた金魚。

この半年は、転覆症になっていたにもかかわらず、

それでも泳ぎ続けた。

くしくも僕に転機が訪れた、その時に死んでしまったんだね。

ほんとうにありがとう。

そして申し訳ない。