この3日間は懐かしさに触れることができた日々だった。
金曜日、仕事を終え、前のバイト先の会社へ行った。
当時、とても面倒を見てくれていた社員の人が5月末で退職となるため、
バイト仲間らと挨拶に行くことになった。
その社員の人は面接で僕を採用してくれて、その後も何かと気にかけてくれた、
バイト先のお母さん的存在だった。
会ったのは4年ぶりで、なんだかとても懐かしく、そしてホッとした。
特に自分のことは話さなかったが、会えてうれしかった。
僕がその会社で働いていたのは、もう4年も前。
社員さんの入れ替わりもあるのは当然だが、
それでも当時からいる人と挨拶もできて、
当時の楽しかった日々に触れた気がした。
土曜日は、大学ゼミの同窓会があった。
2年に一度くらい、そんな会があるのだが、
皆それぞれ、今は仕事をしていて、だんだん無職の人はいなくなってきた。
もう夢を追う歳でもないし、生活していかなければならない。
昨日もそんな現実感の漂う、話が中心となった。
それはそんな悪いことではないと思う
会うことができる人もだんだん限られて来た。
メールしてもアドレスが変わっていて、戻ってきてしまう人もいて、
縁が切れてしまう。
そんな中でいまだに会えるってことは、とても尊いことではないか。
これからも大事にできたらと思う。