ストレートになりたい。

3日間の療養を経て、ようやく快方へ向かいつつある。

といって実家にいても特にやることがないので、

母親の本棚ににあった『星の王子さま』を手にしてみた。

幼い頃、母が僕に買い与えてくれた本で、内容も忘れていた。


ページをめくり、読み進めていくうちに、

なんともいえぬ感動を得た。

何度も何度も読み返して、まだ読み足りない。

僕がオトナになってしまったからだろう、

書かれている文章に、余計な詮索が邪魔をする。

書いているものを素直にグッとしたいけど、

それを邪魔する邪心が嫌であった。

もう一度、声に出して、心にとどめたい

そう思う。

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版