クリスマスキャロルの頃

毎年、たいていは寂しく過ごすクリスマスではあったが、

今年はその寂しさすら感じない。

25日、イブ明けの朝5時から、さえない仕事となった。

何だか急におっさんになったみたいに、

クリスマスさえ別世界になってしまったことが、

却って不安を強くさせる。

ああ、せめて家で一人、ワインでも飲めていたらな…

「さみしい、孤独だ」と思う事すらできないなら、

人間らしくないな。