師走の夜

トイレでの残尿感のような、嫌な違和感を残しつつ、

会社を出て向かうは、大衆居酒屋だ。

8時過ぎに着くと、あまり親しくない同僚との飲み会だった。

それでもアルコールさえ入ってしまえば、

打ち解けることができるだけのスキルは身につけているつもりだ。

何だかんだ、終電まで楽しく飲んでいた気がする、師走の夜だった。