よくある一日

早朝作業の今日はまだ朝暗い道を一人、

駅まで向かった。

始発電車乗っている人は、酔っ払い以外、暗い顔をしている。

ダウンジャケットを着ているおばちゃんは、

清掃の仕事でもしているのだろうか。

何となくわかる。


今日の僕は仕事も適当に、

目を閉じていても終わってしまうような一日だった。


よくある一日、そんな一日を

もう何年も重ねてきたと思うと、

寒さからの、ため息も白く、

深く思える。