豆の数


今日は部屋の窓ガラスの掃除をしたくらいだったな…


豆の数としたら20個目くらいだろう、

当時バイトで、ガラス清掃に従事していた頃の

技術は完全に落ちていた。

あの頃、新木場にバイト先があったのだが、

夜明けの工業地帯の街並みは幻想的で、

決して明るい毎日ではなかったけど、

何かありそう、なにかできそう、

そんな漠然とした希望を街並みに投影していたような気がする。


37個目の豆を口にして

何もなさそう、何もやらなそう、

僕はそんな毎日を過ごしている…