僅かな月あかり

とても長い十月の夜は、風が強く、

雲は流れてお月さまがきれいに見える。

部屋明かりを付けなくても、僅かな月あかりが

照らしてくれているようだ。

長く長く続いた十月ももうわずか。

仕事での忙しさが心の隙間を埋めてくれている。

でもあまりしあわせではない。