迷い酒

正月らしさは、少しずつ薄れつつあるけど、

今日は客先のあいさつ回りで、少し日本酒を飲んだ。

ちっちゃな紙コップ一杯の冷酒は、とても味わい深く、

客先から離れた後、見上げた空に淀みが広がっていた。


今年も僕はこのままここでこう過ごすのだろうか。

迷うところだ。