十月

何も記さず随分と時は流れたものだ。

色々あったようで何もなかった日々を重ねて、

曇り空の休日は静かに一日が過ぎていきそう。


今の僕はほんとうに空っぽ。

喜びも悲しみも優しさも

全て空虚なのだ。

こんなおじさんになった僕を

受け入れられずにいる。


かといって戻ってみたい過去もない。

やり直したいこともない。

過去も今も未来も曇った空のよう…


もうこのまんまなのだろうか…