クソと共に

休み明けの今日は平和にすぎる筈であった。

が、昼過ぎの電話から平和モードが暗転する。

とにかく来てくれ、との内容で向かった現場は

まさに地獄絵図。

うんこ・うんち・大便・ふん

ありとあらゆるクソが廊下を流れていた。

なんでそうなったかは設備上の問題なのだが、

とにかくひたすらクソ掃除で一日は暮れて行った。


緊急に付き合ってくれた後輩は温厚な人間なのだが、

クソすくいを続ける中で表情が消えていった。

お互いあまりに不憫だったので軽くのみにいったが、

そんな飲みの夜は軽くは終わらなかった。