極寒のあと暖かい夜のちに

今日は北風が冷たく外での立会いは酷く身に染みた。

あまりに寒く冷たくフード被っていたら不審者と間違えられ、

冷たい汗が出たあとは冷たさが強く深まった。


そんな一日の夜は前の会社の同期との忘年会。

もう14回目の年の瀬恒例の夜だ。

他愛のない話に冷たくなった身も心も溶けていく夜だった。


ついでに脳も溶けてしまい電車を乗り過ごし

辿り着いたのは山奥の秘境駅

星は奇麗だったが下り電車は終わっており、

星空の下、歌を歌いながら隣駅まで歩く道すがら、

寒さよりも孤独に震えてしまった。


寒くなったり暖かくなったり、

体も堪えただろうよ。