2018-06-28 朝靄 とても幸せだったころの夢を見て目が覚めると、空が朝靄に包まれていた。どこで、間違えてしまったのだろうか、と今もよく思う。そんなことを他の誰かに、伝えたとしても戸惑うだけのようだから、そっと胸の奥にしまって茶化して過ごしてきたけれども、きっと後悔は、消えないだろう、空に靄がかかるように。