夕暮れはこんなにも早かったのか。もう外は暗く沈んで、虫の音だけが聞こえる。気づかなかった、こんなにも早く、闇が自分に訪れているとは。今をこのまま続けても、或いは、すべてを投げ捨てたとしても、僕は既に終っている。そう思う。
穏やかな土曜の朝だ。外は天気も良さそうだし、少しだけホッとしている。 昨日までの事、思い出したくもない。今はただ、殻に閉じこもって、じっとしていたい。
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