あの鐘を鳴らしたのは僕

あけましておめでとうございます。

今年の年明けは、学生時代にすんでいた町にある寺で除夜の鐘を鳴らして迎えた。

その町は古くからの寺院が多く点在していて、参拝する人々の姿を多く見ることができた。

多くは地元の人たちのようで、住民同士が挨拶を交し合ったり

町中で甘酒が振舞われたりするなど、

アットホームな雰囲気が町に漂っていた。


除夜の鐘は108つの煩悩を戒めるものらしい。

僕は鐘を鳴らす際、願をかけることもなく無心に鳴らしたが、

煩悩は消えていったのだろう…