光の当たらぬ日々

今日は国会がある街で、仕事をしている。

現場までの道のり、ふと見覚えのある景色に出くわした。

ビルが立ち並ぶ、その一角にある小さな公園。


5年前、僕はバイトの休憩時間にその公園で昼飯を食べていた。

3年前、僕は就職活動中で、説明会会場を探すため、その公園で地図を広げていた。


景色は同じでも、その公園を見ている僕は変わってしまった。

いや、僕が変わったのでなく僕の置かれている立場が変わってしまった。

きっと僕自身は何も変わらないのだろう。

すべてが遠くなってきているような、そんな気がしている。