今、この文をどこから書いているかというと…
我がアパートからだ…
昨日、徳島のマン喫を出たあと、雨も小降りになったので、
お遍路さんに行く事にした。
徳島から一番札所の霊山寺まで電車で30分くらいか。
駅につくと人影もなく、とても静かな場所だった。
お寺の人に作法を教えてもらい、道具を一式そろえたあと、始める事にした。
僕は、何となく軽い気持ちで、お遍路さんをやってみようかと思ったのだが、
そういう観光気分でやるものではないなと思った。
その道中、年の頃かと30くらいの男の人が、真剣にお祈りしていた。
そういう場面を目の当たりにし、ほんの軽い気持ち歩いている自分がとても恥ずかしく思えた。
いつかまた、もう少し時間があって、そしてお遍路さんの本質を理解できるようになったら、
四番札所へ向かおう、そう思った。
そのあと、高松へ向かい一泊したあと、今日は瀬戸大橋を渡り岡山へ行った。
岡山ではきびだんごでも食べて、帰ろうと思い、街中を散策したのだが…
ふと、ポッケにしまい込んだはずの18切符がない!!
どこかで落としてしまったようだ。
1時間くらい探したのだが、見つかるはずもなく、仕方なく新幹線で帰るはめになった。
自分が2日掛けて鈍行列車で来た道程を、わずか4時間で通り過ぎたのだった。
そんな感じで、旅は突然終った。
今は何ともいえない侘しさが残っている…