2008-03-26 たった2週間 今から2週間前、ホワイトデーでお返しを渡すかどうか、僕は悶々としていた。今思えば、それは幸せな悩みで、それを冷やかすように、周りの同僚にからかわれていた。 あれからたった2週間、それだけの間に、お返しを渡そうとした女の子は会社から消え、冷やかしていた同僚も、相談に乗ってくれていた同期も、会社からフェードアウトしていった。あんなにそばにいた人たちが、居なくなってしまった。何だか、あまりに急で、それが現実だから、たった2週間前が、もうすでに遠い。なんだかつらい。