2009-04-01 十字架 4月、年度初めだ。とりわけて僕の生活に変化はなく、コインの裏表を成すように、不安と安心が重なっている。 またひとり、同じ部の人間が会社を辞める事となった。この前、メールの件で一悶着あった同僚だ。あの事件があろうが無かろうが、辞めることは決まっていたようだが、それでも自分が放った打球が、決定打だったのではないかと、思う度胃がキリキリと痛む。それは僕が背負うべき十字架だ、きっと。