休日

今日は休みだった。

ちょうど不動産屋から電話がきて、

アパートの更新料が滞納しているとの連絡が来る。

仕方なく…痛恨の8万円を払うために、不動産屋へ出向くことになった。

契約した大手の仲介業者から、

業務を移管された地元の小さな不動産屋。

店の扉をあけると、時が30年も前に戻ってしまったような雰囲気と、

年老いたお爺さんが出迎えてくれた。

惜しくてしょうがなかった8万を払わざろう得ない虚しさよりも、

なぜか懐かしく、それはそれで仕方ないなと思った。

契約書にサインを書く際、僕の生年月日をみて、

「若いねぇ〜」とお爺さんは言っていたが、

もう32なんだけどな…