凍える心

今日は来期、入社する新入社員の子が研修のため、

一日同行することとなった。

18歳だ!私と、13も違う。

無口な彼と話を合わせようにも、会話の糸口を見いだせず…

意味なく「おちん○○!」と言ってみて、

戸惑わせてみたりしたが、失敗してしまった。


ぼくが18歳の頃、31歳って想像もつかないほどオトナで、

会話にしても株やら経済やら、アカデミックなものを想像していたが、

いざ自らが31歳になって、

「おちん○○!」としか言えない存在になっているとはな…


帰り道、降りしきる雪に打たれながら、

心はますます凍えきってしまった。