突き抜ける感じがほしい

6年目の仕事は、忙しくも

とても窮屈な感じがしている。

簡単な業務が山のように積み重なって、

若手の面倒やおじさんの相手役、

時たま起きるクレームに苛まれ、

目まぐるしくも、何も残らない毎日。

ただただ家に帰る途中の缶チューハイが、

一日の褒美だ。

これこそが男の仕事なのだとはわかっている。

だけど、このまま僕はすっからかんになってしまいそうだ。