終わりに

休みボケの今日一日、

さすがに仕事は辛かった。

どうなんだろうな…この先。

同居人は結婚を迫る勢いで、未来を制約してくるし、

仕事環境は息苦しいし、

それを「幸せ」と言えるのだろう?


例えば今孤独を選んで、

50過ぎに、一日の終わりを焼酎で〆るとして、

それが「不幸」と呼べるのだろうか。


家を建て子供を育て、年老いていく老後を

「成功」という答えへ導かせられるのか?


若者でもないこの僕が、何日かの旅の中での違和感、

旅人になりきれぬ、居心地の悪さ、

もう、こういう旅の中での「自由」は得られないのだと思った。


かといって、上記のような答えにハマるだけの決断もできずにいる、

33歳の未熟な男、今日一日を終える。