闇の中で

今日は会社の偉い方たちとオカマバーへ行った。

なぜ僕が誘われたかは、いまいちわからんのだが、

それにしても昨今のオカマさんたちは美しい!

いやらしい立ち姿に興奮したのか、酒は進みに進み、

店内が暗転し、オカマたちのショータイムが始まった。

しばらくしてだ、踊り子が指をさし出して、

客の一人をステージ上へと呼び出そうとしている。


きっとそう、それは僕だった。

ひどく酔っていた僕がオカマ達と踊った、

その記憶は闇の中にしまっておこう。