夜、鼻毛の手入れをしていた所、
とても懐かしい友人から着信が1秒だけあった。
掛け直してみたところ、単なる間違え電話であった。
そんなふとしたきっかけで、4年ぶりの会話が始まった。
もう10年も前にとても良くしてくれた大学の先輩、
一緒に旅に出たり、飲んだりした思い出もあれば、
ゼミの中で投げやりな僕の態度に激高したこともある、
とても熱いものを持った人だった。
その後、バッタリと疎遠になり、
風の噂すら聞こえなくなっていたのだが、
久々の電話で、過去とのつながりを感じることができた。
また会う約束をしたが、それは叶うのだろうか…