この1カ月、文章に自らの気持ちを記すことすら、

とてもできなかった。

精神的なぐらつきを再記入するような作業に思えたからだ。

とにかく眠れず、今日は何年かぶりに

心療内科へと掛け込んだ。


20年も前になるのだが、不登校に苛まれていた思春期の頃、

親に連れられて行った頃と比べ、

心の影というものが、社会全体で受け入れられているように思う。

待合室では20年前よりも重い雰囲気は漂ってはいなかった。

それでもなお、暗く重い心の扉を開けるのは、

今でも気がひけることだ。

先生は多分僕より若く、事務的に簡略的な診断が10分弱で終わり。

診察を受けてすぐに良くなるなんて事はないにせよ、

少し期待外れであった。


とりあえず、自分の問題として、受け入れていくしかない。

できるかな…