今日は坂本龍一氏主催の「no nukes2013」フェスへ参加してきた。
僕が脱原発か?と問われれば、そうではない。
かといって原発推進なの?と言われても、ウンとは言えない。
多分そういう人は、多いのではないか。
今日のフェスは、当り前だが、脱原発に基づいたイベントで、
原発の危険性を訴えるようなものは多かった。
中途半端な僕ですら、心揺さぶられるような瞬間もあった。
でもどうなのだろう?
今ある原発の多くは、もうかなり前に作られたもので、
近い将来に廃炉を伴うものだ。
やがて現実的に脱原発という状態に、ほって置いたらなる。
問題はその前に、安全性のある原発を新設するのか?
福島の問題に対し、原発新設は説得力をもつのか?
或いは、その間に代替エネルギーが実用性を伴うのか?
また、そのための予算を国が投資していけるのか?
ただただ反対!というのではなくて、どうしたらいいのだろうと、
考えることこそが重要だと思う。
そんな渦巻きのような想いの中、
包容するような、音楽の力こそが、坂本氏の主張だったのではないか?
そう思ったりした。