向いてない

昨日の続き。

九年もやっていると、仕事をしている上での

僕の性癖みたいなものがわかってくる。

ここ何年かは、後輩みたいな者と仕事をする機会が多い。

それがとても苦痛だ。


僕はへりくだった男だ。

誰かを指導したり時に怒ったりするようなことは、

とても向いていない。

誰かの下に居たい人間なのだと、

僕は思う。


後輩たちは、僕をバカにしつつ哀れんでいるはずだ。

信用関係など生まれない。

何故なら僕が彼らを信用していないからだ。


例えば自分の仕事を伝達して負荷が減れば、それはいいだろう。

知識や技術の伝達も必要だと思う。

でも僕はそういう疎通行為には疲れてしまった。

それは大抵、相手(後輩)への配慮を伴うからだ。

僕は何を伝え、与えられているのだろうか、

何も出来ていないような気が、最近はとても感じる…