不毛に消耗

バタバタと月末を迎えて、

2018年も不毛に1カ月を消耗してしまった。

いろんな事があったような月であったけど

何もなかったのような月であった。

そんな夜、月の満ち欠けを部屋のベランダから

眺めてみた。前の彼女とだ。

もっと僕に胆力があれば、こんな夜は素敵だったのだろうが、

欠けていく月、輪郭だけの形へ変わっていくその姿に、

自らを重ねてみたところで、何か変わるってわけではない。