最近の僕はまっすぐアパートに帰り、
コンビニ弁当を食べながら、youtubeをダラダラ見て、
気づけば宵の口までたどり着いてしまう、
そんな毎日を繰り返している。
今日は古いドラマの動画を見ていた。
それは『東京ラブストーリー』、
今から17〜8年前の作品だ。
僕は当時12歳、小学6年生の終わりだった。
主人公の頼りない青年が永尾完治で
自由奔放な赤名リカに振り回されつつも
恋に落ちていくという話だ。
動画を見ていて、忘れていた場面も多かったのだが、
それでも強く印象に残っているものが多く、
その一場面毎が、僕にとっての理想の恋愛イメージを形成している事に
改めて気付かされた。
頼りない僕のままを好きになってくれる、
自由奔放な女性…みたいな。
あれから18年、僕にとっての「赤名リカ」は現れなかった。
自分とダブらせていた「永尾幹二」よりも年を重ねて、
もっと大人なはずなのに、
いまだに、頼りないだけの男でいる自分がなんとも、
寂しい。
そして寒い、冬だ。